Scroll Top
東京都新宿区高田馬場1-17-16 スタープラザ高田馬場8F

特定技能「リネンサプライ」とは?衛生基準認定と現状の受入れ方法を解説

衛生基準認定の仕組みと、試験実施前の現状での受入れルートを解説

特定技能「リネンサプライ」とは

リネンサプライ分野は、令和8年(2026年)1月23日の閣議決定により、特定技能の対象分野に新たに追加された分野のひとつです。特定技能1号の在留資格申請は、令和8年(2026年)6月1日から可能になっています。受入れ見込数は、令和8年度から令和10年度末までの3年間で4,300人です。

対象となる業務内容

リネンサプライ分野は業務区分が1つのみで、区分分けはありません。従事できるのは、ホテルや病院などで使用されたリネン類の入荷・仕分け・洗濯・乾燥・仕上げ・検品・結束・出荷など、一連の業務です。

使用資材の運搬作業や清掃作業といった関連業務にも付随的に従事できますが、関連業務のみに従事することは認められません。

【重要】受入れには施設の「衛生基準認定」が前提です

リネンサプライ分野で特定技能外国人を受け入れるには、まず事業所が衛生基準の認定を受けていることが前提になります。この認定は、企業単位ではなく施設・事業所単位で行われるため、複数拠点を持つ企業でも、認定を受けた施設でしか受入れができません。雇用契約上の就業場所と、認定を受けた施設は完全に一致している必要があります。

認定を行う機関は、業態によって次の2つに分かれます。

認定を行う機関 基準の名称
一般社団法人日本リネンサプライ協会 リネンサプライ業に係る洗濯施設及び設備に関する衛生基準
一般財団法人医療関連サービス振興会 寝具類洗濯業務に関する基準

日本リネンサプライ協会の認定は、有効期間3年、認定日は年2回(8月1日・2月1日)で、申請期限は認定日の4か月前です。書類審査に加えて実地調査もあるため、採用計画より十分前もっての準備が必要です。

受入れ企業側の要件

衛生基準の認定に加えて、次を満たす必要があります。

  1. リネンサプライ分野特定技能協議会への加入:在留資格の申請前に必要です(加入費用は無料)
  2. 協議会において協議が調った措置を講じること、協議会に必要な協力を行うこと
  3. 厚生労働大臣による調査・指導への協力
  4. 実務経験を証明する書面を、本人の求めに応じて交付すること

労働者派遣は禁止されており、直接雇用に限られます。違反した場合、以後5年間は受入れができなくなります。

なお、この分野では登録支援機関側への固有の要件は設けられていません。ただし協議会には、受入れ企業自身が特定技能所属機関を兼ねる場合を除き、登録支援機関単独では加入できない仕組みになっています。

必要な試験(現状は準備中)

リネンサプライ分野特定技能1号評価試験が制度上は用意される予定ですが、2026年9月時点で実施要領が準備中であり、まだ実施されていません。

  • 技能実習からの移行:技能実習2号(クリーニング職種のリネンサプライ仕上げ作業)を良好に修了した人材は、技能試験・日本語試験ともに免除されます
  • 日本語要件(試験開始後):国際交流基金日本語基礎テストA2.2相当以上、またはJLPT N4以上

そのため、2026年9月時点で実務上受入れが可能なのは、技能実習2号(リネンサプライ仕上げ作業)からの移行ルートのみです。特定技能評価試験を経由した新規の受入れは、試験実施開始まで待つ必要があります。

特定技能2号について

リネンサプライ分野は、特定技能2号の対象になっていません。1号(在留期間最長5年・家族帯同不可)のみの分野です。

CTCのサポート内容

株式会社CTCでは、義務的支援10項目を含む支援計画の実施を、登録支援機関として一貫してサポートしています。詳しくはサービス内容のページをご覧ください。

よくある質問

衛生基準認定の申請から受入れまで、どのくらいの期間を見ておくべきですか?

認定日は年2回(8月1日・2月1日)で、申請期限は認定日の4か月前です。実地調査も含まれるため、採用計画よりかなり前からの準備をおすすめします。

今すぐ特定技能で採用できますか?

特定技能評価試験がまだ実施されていないため、現時点では技能実習2号(リネンサプライ仕上げ作業)を良好に修了した人材からの移行のみが実務上可能です。

派遣で受け入れることはできますか?

できません。リネンサプライ分野は直接雇用に限られます。

特定技能2号への移行はできますか?

できません。リネンサプライ分野は特定技能2号の対象になっていません。

まとめ

リネンサプライ分野は2026年に新設されたばかりで、衛生基準認定の取得と、試験実施を待つ必要がある点が他分野と大きく異なります。まずは自社施設の認定取得の準備から始めることをおすすめします。リネンサプライ業界での人材確保をご検討の企業様は、お気軽にお問い合わせください。

お見積り・ご相談はお問い合わせから

お問い合わせ